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国内自動車メーカー、ブラジル市場に本格参入
これまで、ブラジルが、先駆者的に開発に力をいれておりましたバイオエタノール100%
の燃料でも走るフレキシブル・フューエル・ビークル:FFV市場に、日本の自動車メーカー
の参入が本格化してきたもようです。
バイオエタノールは大気中の二酸化炭素(CO2)量を減らし環境に優しい燃料とされて
おり、これまでブラジルが国を挙げてFFV普及に取り組んでおりましたが、これも時代
からか、世界の自動車メーカー各社とも無視できない存在となっております。
ちなみに、トヨタはブラジル国内市場に今月新車種を2台投入しており、月間販売目標
は3250台をめざしております。
一方、ホンダは昨年末に、日本メーカーとして初めてブラジル市場にFFVを投入し、
ホンダの販売台数全体の2割以上をFFVがブラジルでは(ホンダ)とされています。
こうした、国内の自動車メーカー各社がFFV投入に動き出した背景には、ブラジルでの
FFVの普及の速さがあげられております。
ブラジル国内のガソリンスタンドではガソリンとバイオエタノールを好きな比率で給油
することができ、バイオエタノールへの税率はガソリンより安いとされています。
ちなみにFFVがブラジルに投入されたのは、2003年のことなので、まだ日は浅いです。
バイオエタノールも燃焼時にはCO2を排出しますが、それはもともと、原料となる植物が
大気中から取り込んだものとされております。
こうしたことから、FFVは「大気中のCO2量には影響を与えないとされております。
FFVエンジンはバイオエタノールでも劣化しないために、通常には無いとされる金属加工
などを要しますが、基本的にはガソリンエンジンと同じ構造となっています。
また、ハイブリッド車やディーゼル車に比べて生産コストが安いのが大きなメリットです。
国内の自動車メーカーはブラジル市場を、BRICsといわれる中国、インド、ロシアと並ぶ
新興国市場として、今後も高い成長が見込まれております。。
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